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この記事の内容(9項目)
  1. まず実例:同じRTX 5070でも中身はこんなに違う
  2. 失敗① GPU名だけ見てPCを選ぶ
  3. 失敗② CPUへ予算をかけすぎる
  4. 失敗③ モニターとPC性能を合わせない
  5. 失敗④ BTO変更後の総額を比較しない
  6. 失敗⑤ 「将来性」を理由に盛りすぎる
  7. 初心者が失敗しないPC選び:5ステップ
  8. まにゃほ最終判定
  9. 初心者のゲーミングPC選び FAQ
初心者がやりがちなゲーミングPC選びの失敗5選
GPU・CPU・モニター・BTO総額・将来性。買ってから「こっちにすればよかった」を減らす選び方
まにゃほ

まにゃほ
失敗で多いのは、ちゃんと高いPCを買ったのに、お金をかける場所を間違えたパターン。ここを避ければ、PC選びはしっかり検討できます。

ゲーミングPCは、価格が高いほど単純に全部の性能が上がる商品ではありません。

同じRTX 5070搭載PCでも、CPUへ予算を使ったモデル、メモリ・SSDを増やしたモデル、価格を抑えてGPUへ予算を集中したモデルがあります。

だから初心者の方が見るべきなのは「一番高いPC」でも「一番有名なCPU」でもありません。

自分が遊ぶゲーム・解像度・欲しいfpsに対して、どこへ予算を使うべきか。

この記事では、購入後の後悔につながりやすい失敗を5つに絞って解説します。

なお、この記事でいう「失敗」は特定メーカーやモデルの良し悪しを指すものではありません。同じPCでも、用途が合えば良い買い物になり、用途がズレれば割高に感じるという意味です。紹介するモデルはいずれも、それぞれの用途では十分おすすめできる構成です。

🐾 先に結論:この5つを避ける
① GPU名だけ見てPCを選ぶ
→ 同じGPUでも、CPU・メモリ・SSDが違う。

② CPUへ予算をかけすぎる
→ 普通のゲームでは基本GPU優先。高fpsや配信ならCPUも重要。

③ モニターとPC性能を合わせない
→ FHD・WQHD・4K、144Hz・240Hzで必要性能は変わる。

④ BTO変更後の総額を比較しない
→ 標準価格最安=実際の購入価格最安ではない。

⑤ “将来性”を理由に盛りすぎる
→ 今後2〜4年で本当に使う性能へお金を使う。

■ まず実例:同じRTX 5070でも中身はこんなに違う

5つの失敗を説明する前に、実際のBTOを3つ見てください。

下の3つはすべてGeForce RTX 5070 12GB搭載です。しかし、どこへ予算を使っているかがかなり違います。

比較項目 OZgaming
Z1series
FRONTIER
FRGPLB860MKB/SG1
arkhive
GC-A7G57R
画像
OZgaming Z1series Core i5-14400F RTX 5070搭載モデル

FRONTIER FRGPLB860MKB/SG1

arkhive GC-A7G57R
価格 ¥255,800 ¥397,800 ¥299,800
GPU RTX 5070 12GB RTX 5070 12GB RTX 5070 12GB
CPU Core i5-14400F Core Ultra 7 270K Plus Ryzen 7 5700X
メモリ 16GB 32GB DDR5 64GB
SSD 500GB 1TB Gen4 2TB
向く人 価格を抑えながらRTX 5070のゲーム性能を取りたい ゲーム+CPU処理・配信・編集までバランスよく使いたい 配信・編集・大容量メモリ/SSDまで余裕を持ちたい
公式サイト 最新価格を見る ▶ 最新価格を見る ▶ 最新価格を見る ▶
💡 この3台、どれが正解?
正解は用途次第です。「RTX 5070だから全部同じ」ではないのがポイント。OZgamingのモデルは価格を抑えながらRTX 5070のゲーム性能を取りたい人、FRONTIERのモデルはCore Ultra 7 270K Plus・32GB・1TBまで含めてCPU処理や配信・編集も重視したい人、arkhiveのモデルは64GB・2TBを活かして配信・編集・大容量データまで余裕を持ちたい人に向きます。3台とも狙っている用途が違うだけで、どれが上・下という話ではありません。この記事では、その用途に合わせた予算配分を5つの失敗例から整理します。

■ 失敗① GPU名だけ見てPCを選ぶ

なんといっても、初心者の方が最初に覚えやすいのがGPU名です。「RTX 5070なら強い」「RTX 5070 Tiならもっと強い」。これは大筋では正しいです。

でも、そこから「RTX 5070搭載PCならどれを買ってもほぼ同じ」まで行くと危険です。

先ほどの3つを見ても、同じRTX 5070なのに中身は大きく違います。

OZgaming Z1seriesはCore i5-14400F、16GB、500GBという割り切った標準構成。CPUや容量を抑えて、RTX 5070搭載PCの入口価格を下げています。

FRONTIER FRGPLB860MKB/SG1はCore Ultra 7 270K Plus、32GB DDR5、1TB Gen4 SSD、水冷240mmを搭載。RTX 5070は同じでも、CPU処理・配信・動画編集まで含めた土台へかなり予算を使っています。

arkhive GC-A7G57Rは64GBメモリと2TB SSD。純粋なゲーム専用機というより、配信、編集、複数アプリ、大量データまで使いたい人へ予算を振った構成です。

つまり同じGPUでも、PCメーカーは残りの予算を別の場所へ使っています。

✅ 見るべき5項目
GPUが同じなら、次にCPU / メモリ / SSD / 電源・冷却 / 保証を見る。価格差が5万円あるなら「何に5万円使われているのか」を探してください。

逆に言えば、PCごとに「得意な用途」が違います。ゲーム中心なら16GB・500GBの価格重視構成が合理的なことがあります。一方、配信・動画編集・複数アプリ・大容量データまで扱うなら、64GB・2TBを最初から備えた構成が明確な強みになります。

GPUはPC選びのスタート地点であって、ゴールではありません。

■ 失敗② CPUへ予算をかけすぎる

「Core i7が欲しい」「Ryzen 7 9800X3Dなら安心」。初心者の方ほどCPU名からPCを選びがちです。

でもゲーミングPCの場合、普通のゲームでは基本的にGPUへ予算をかける方が効果的です。

特にWQHDや4KではGPU側の描画負荷が大きくなるため、CPUを1段上げるより、GPUをRTX 5060 TiからRTX 5070、RTX 5070からRTX 5070 Tiへ上げた方がfpsや画質へ直結しやすいケースがあります。

じゃあCPUは何でもいいのか。もちろん違います。CPU性能が重要になりやすいのは主に次の用途です。

💡 CPUへ予算を使う意味が大きい人
・FHDで240fps〜360fpsを狙う
・Apex、VALORANT、Fortniteなど競技ゲーム中心
・MMO、シミュレーションなどCPU負荷の高いタイトル
・ゲーム配信も行う
・動画編集、エンコード、仕事でも使う

たとえばFRONTIER FRGPLB860MKB/SG1は、RTX 5070にCore Ultra 7 270K Plus、32GB DDR5、1TB Gen4 SSDを組み合わせたCPU・総合性能重視型です。ゲームだけでなく、配信、動画編集、エンコード、複数アプリまで使うなら、この構成へ予算を振る意味は十分あります。

一方、WQHDゲーム性能をできるだけ価格を抑えて取りたいなら、Core i5-14400F+RTX 5070のOZgamingのようにGPUを軸にした構成も合理的です。どちらが優れているかではなく、自分がCPU性能まで使うかどうかで選び分けるのがポイントです。

まにゃほ

まにゃほ
「高いCPU=無駄」ではないです。CPUへ払ったお金を自分が使えるかが問題。FHD高fpsなら強強。でも4Kゲームなら、その予算をGPUへ回した方が幸せなことも多いです。

初心者の方は、解像度 → 必要GPU → 必要ならCPUを上げるの順で選ぶと失敗しにくくなります。

■ 失敗③ モニターとPC性能を合わせない

PC本体だけを必死に比較して、モニターを最後に考える。これもかなり多い失敗です。

ゲーミングPCの必要性能は、何のゲームをするかだけでは決まりません。FHD・WQHD・4Kのどれで表示するか。さらに60Hz・144Hz・240Hz・360Hzのどこまで表示したいか。ここで必要GPU・CPUが大きく変わります。

使い方 重視するもの 考え方
FHD 144Hz GPU中心 RTX 5060 Ti級から選びやすい
FHD 240〜360Hz CPU+GPU 高fpsほどCPU性能も重要
WQHD 144Hz GPU RTX 5070級が選びやすい
4K 60〜144Hz GPU最優先 RTX 5070 Ti以上も比較

たとえばFHD 60Hzモニターしか使わないのに、4K向けの超高性能GPUを買っても、その性能を十分に表示できません。逆に4K 144Hzモニターを買ったのにPC側がFHD向け性能なら、ゲーム設定や解像度を大きく下げることになります。

さらに競技ゲームでは、画質よりfpsを優先することがあります。同じRTX 5070でも「WQHD高設定」と「FHD 360fps」ではCPU・GPUの理想的な配分が違います。

✅ 対策
PCを選ぶ前に、最低でもFHD / WQHD / 4K60 / 144 / 240Hz以上のどこを狙うか決める。モニターとPCはセットで考えてください。

■ 失敗④ BTO変更後の総額を比較しない

これはレビュー記事を読むときにも特に注意してほしいところです。

BTOの掲載価格は、あくまで標準構成の価格です。同じRTX 5070搭載PCでも、標準16GB・500GBのモデルと、64GB・2TBのモデルをそのまま価格だけで比較するのはフェアではありません。

たとえば価格重視モデルで、16GB→32GB、500GB→1TB、保証1年→3年と変更した結果、数万円高くなることがあります。その時点で、最初から32GB・1TB・長期保証を備えた別メーカーとの差がほぼなくなることもあります。

逆に、標準構成を最初から充実させたモデルもあります。arkhive GC-A7G57Rのように64GB・2TBを標準搭載するPCは、配信・編集・大容量データまで使う人なら、あとから増設する費用や手間を抑えられるのが大きなメリットです。ゲーム中心なら必要容量を絞った構成、制作まで行うなら大容量構成というように用途で選び分けます。

⚠ 「最安モデル」の罠
最安なのは標準構成だけかもしれません。自分が必要な32GB・1TB・保証まで変更したら、上位モデルや他社モデルの方が安くなることがあります。
比較項目 初心者向け基準
GPU 同じGPUクラスで比較
メモリ 長期利用なら32GBを一つの目安
SSD ゲーム中心なら1TBを一つの目安
保証 保証年数と延長料金を確認
最終価格 変更後の総額で比べる

PC選びで本当に比較すべき価格は、商品ページの一番大きな数字ではありません。自分が購入ボタンを押す直前の価格です。

■ 失敗⑤ 「将来性」を理由に盛りすぎる

最後は、性能不足とは真逆の失敗です。「長く使いたいから」と、必要以上に高い構成へしてしまうケース。

たとえば、ゲームしかしないけど64GBメモリ、RTX 5070のまま使う予定なのに1000W以上の電源、動画編集する予定はないのに最上位CPU、ゲームを数本しか入れないのに4TB SSD。

こうした構成が悪いわけではありません。配信・編集・AI・将来のGPU交換など具体的な用途があるなら、むしろ最初から余裕を持たせる方が合理的です。問題は、その追加料金を自分が実際に使うかです。

「将来使うかもしれない」で5万円追加したとして、その機能を3年間一度も使わなければ、その5万円は体感性能へほとんど寄与しません。

PCパーツは数年で世代交代します。今使わない性能へ大きく投資するより、数年後にGPU交換やPC買い替えへ回した方が合理的なこともあります。

💡 将来性は「2〜4年」で考える
10年後に何をするかではなく、今後2〜4年で実際にやる可能性が高い用途までを基準にする。配信を始める予定があるなら32GB、近いうちにGPU交換するなら電源余裕、と具体的な予定がある部分だけ盛るのがおすすめです。
まにゃほ

まにゃほ
「将来性だから全部盛り」は財布が先に寿命を迎えます♡ 今使う性能+近いうちに使う性能まででOK。そのぶんGPUやモニターへ回した方が満足度が高いことも多いです。

■ 初心者が失敗しないPC選び:5ステップ

STEP 1|ゲーム・解像度・目標fpsを決める
「ApexをFHD 240fps」「モンハンをWQHD高設定」くらいまで具体化すると、必要性能が一気に絞れます。
STEP 2|必要GPUを決める
普通のゲームではGPUが最重要。まず必要なGPUクラスを決めます。
STEP 3|CPUと容量を用途に合わせる
高fpsならCPU、配信・編集ならCPU+32GB以上、大量ゲームならSSD容量を追加します。
STEP 4|3〜5台へ絞る
同じGPU帯から、価格重視・高fps・容量重視など用途の違うPCを比較します。
STEP 5|BTO変更後の総額で決める
メモリ・SSD・保証など必要項目をそろえ、最後の支払額で比較します。

■ まにゃほ最終判定

🐾 初心者が一番避けたい失敗は?
★★★★★スペックより予算配分を間違えない
GPU名だけで決めない。 同じGPUでも中身は違う。

CPUへ必要以上に払わない。 ただしFHD高fps・配信ではCPUも重要。

モニターから逆算する。 FHD・WQHD・4Kと目標fpsを先に決める。

BTO後の総額を見る。 「標準価格最安」に騙されない。

将来性は具体的な予定がある部分だけ。 今使わない性能へお金を使いすぎない。

ゲーミングPCは、高いPCを買えば失敗しないわけではありません。

自分が使う部分へ、ちゃんと予算を配分できたPCが「いいPC」です。

✅ 冒頭のRTX 5070 3台をもう一度見るなら
価格とRTX 5070のゲーム性能を重視するなら OZgaming Z1series、ゲーム+CPU処理・配信・編集までバランスよく使うなら FRONTIER FRGPLB860MKB/SG1、64GB・2TBを活かして配信・編集・大容量データまで余裕を持たせるなら arkhive GC-A7G57R。3台ともRTX 5070搭載ですが、用途に応じた予算配分が違います。

■ 初心者のゲーミングPC選び FAQ

Q. 初心者は最初に何を決めればいい?
遊びたいゲーム、FHD・WQHD・4Kのどれで遊ぶか、目標fpsを決めてください。そこから必要GPUを選ぶと、候補をかなり絞れます。
Q. GPUが同じなら安いPCを買えばいい?
ゲームだけ・標準構成で問題ないなら合理的な場合があります。ただしCPU、メモリ、SSD、保証を必要構成へ変更した後の総額まで比較してください。
Q. Core i7やRyzen 7を選べば安心?
CPUブランドだけでは決まりません。普通のゲームではGPU優先、高fps・配信・編集ではCPU重要度が上がります。用途に合わせて選んでください。
Q. FHDなら高性能GPUはいらない?
高fpsを狙うなら高性能GPUにも意味があります。ただしFHD 240〜360fpsではCPU性能も重要になるため、GPUだけを上げればいいわけではありません。
Q. WQHDなら何を優先する?
基本はGPU優先です。RTX 5070級を一つの候補にして、高fpsゲームならCPUも確認します。
Q. メモリ32GB・SSD1TBは必須?
必須ではありませんが、数年使うゲーミングPCではかなり使いやすい基準です。ゲームだけなら16GB・500GBでも成立するケースがあります。
Q. BTOの掲載価格と実際の購入価格は違う?
メモリ、SSD、保証、無線LANなどを変更すれば変わります。比較時は必要な構成へ変更した後の総額で判断してください。
Q. 将来性を考えるなら64GBメモリにすべき?
配信・動画編集・仮想環境など具体的な用途があるなら候補です。ゲーム中心なら32GBで十分使いやすいケースが多く、将来性だけで64GBへ上げる必要はありません。
Q. 何年先まで考えて買えばいい?
10年先ではなく、今後2〜4年程度で実際に使う可能性が高い用途を基準にすると過剰投資を避けやすいです。
Q. 最後に何を比較すればいい?
自分が必要な構成まで変更した最終価格です。3〜5台を同条件へ近づけ、CPU・GPU・メモリ・SSD・保証と総額を横並びにしてください。
※本記事はゲーミングPC初心者向けの一般的な購入判断を整理したものです。必要性能はゲームタイトル、解像度、画質設定、目標fps、配信・編集用途によって異なります。
※掲載モデルの価格・在庫・標準構成・BTO変更料金は変更される場合があります。購入前に各メーカー公式ページで最新情報をご確認ください。
※メモリ32GB・SSD1TBなどは長期利用しやすい一つの基準であり、すべての利用者に必須という意味ではありません。
執筆:まにゃほのBTOラボ編集部

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